令和2年12月21日に令和3年度予算が閣議決定されました。省エネ・設備導入に関する補助金の概要は以下の通りです。
※()内数字は令和2年度予算額
〇先進的省エネルギー投資促進支援事業費補助金 325.0億円(459.5億円の内数)
・エネルギー使用合理化等自称者支援事業の後継事業です。従来の事業に加えて、先進的な省エネ技術・設備が重点的に支援されます。
〇住宅・建築物需給一体型等省エネルギー投資促進事業 83.9億(459.5億円の内数)
・ZEB、ZEH、次世代省エネ建材が対象です。
〇災害時の強靭性向上に資する天然ガス利用設備導入支援事業費補助金 9.1億円(新規)
・災害時にも対応可能な天然ガス利用設備が対象です。
〇中小企業等に対するエネルギー利用最適化推進事業 8.2億円(新規)
・「省エネルギー診断」が「エネルギー利用最適化診断」に名称変更しました。
〇工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業 40億円(新規)
・ASSET事業とCO2ポテンシャル診断・低炭素機器導入事業が一緒になった後継事業です。
〇建築物等の脱炭素化・レジリエンス強化促進事業 60億円(54億円)
・ZEB、既存民間建築物、テナントビル、国立公園宿舎、省CO2独立型施設等が対象です。
〇脱フロン・低炭素社会の早期実現のための省エネ型自然冷媒機器導入加速化事業 73億円(73億円)
・省エネ型自然冷媒機器が対象です。
〇廃熱・未利用熱・営農地等の効率的活用による脱炭素化推進事業 13.91億円(12.81億円)
・熱利用設備等の導入が対象です。
〇既存建築物省エネ化推進事業(環境・ストック活用推進事業の内数) 74.94億円(90.7億円)
※P8ページをご参照ください