ものづくり補助金の第10次公募から、脱炭素に取り組む事業者を支援する枠組みである「グリーン枠」が新設されました。
具体的には、「温室効果ガスの排出削減に資する革新的な製品・サービス開発」又は「炭素生産性向上を伴う生産プロセス・サービス提供方法の改善による生産性向上」に必要な設備・システム投資等を支援する枠組みです。
温室効果ガス削減のための取組内容により、グリーン枠の中ではさらに「エントリー」「スタンダード」「アドバンス」の3つの類型へと分かれます。
中でも補助金額が最も高いアドバンス類型を申請するには、グリーン枠独自の追加要件に加えて下記①~④のいずれか1つを満たす必要があります。
- 通常版あるいは中小企業版SBT(Science Based Targets)の認証、または通常版、もしくは中小企業版RE100に参加している
- エネルギーの使用の合理化等に関する法律(通称:省エネ法)における事業者クラス分け評価制度において、令和4年度定期報告書分評価が『Sクラス』評価であること
- 2020年度以降に、以下のいずれかの事業における省エネルギー診断※を受診している。または、地方公共団体で実施する省エネルギー診断を受診している
- GXリーグに参画していること
※
- 一般財団法人省エネルギーセンター実施の「無料省エネ診断等事業及び診断結果等情報提供事業」あるいは「エネルギー利用最適化診断事業及び情報提供事業」
- 一般社団法人環境共創イニシアチブ実施の「省エネルギー相談地域プラットフォーム構築事業」「地域プラットフォーム構築事業」あるいは「中小企業等に向けた省エネルギー診断拡充事業」
グリーンテクノロジーは 一般社団法人環境共創イニシアチブ実施の「中小企業等に向けた省エネルギー診断拡充事業」の診断機関です。
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